業務にアジャストできる各種設定機能

見積書や納品書、Invoiceなど、国内取引・貿易取引では多種多様な対外帳票がありますが、導入後にすぐに出力することができるよう、標準の帳票を設定した状態でご提供しております。ただ、既存の取引で使用しているフォーマットがある場合、できる限り同じフォーマットで出力できるに越したことはありません。EX-TRADEでは、帳票レイアウトマスタでExcelベースのフォーマットを用いて、文字サイズやフォントの変更、表示項目の変更や行数の変更、画像の追加など対外帳票の表示項目やデザインを変更することができます。また、新規で追加することもできますので、既存の帳票デザインを再現することができます。

EX-TRADEは標準でExcelまたはcsvによるインポート・エクスポートに対応しています。ファイル設定マスタで使用する項目を設定することができます。例えば、出荷明細一覧のエクスポート項目を設定して出力することで、その内容を社内資料として使用する、といった運用が可能です。逆に、他システムから出力したデータを加工して、EX-TRADEにインポートすることも可能です。

得意先・仕入先や商品について、特殊な項目が必要で、既存の機能ではカバーできない場合、対応できないまたは有償でのカスタマイズが必要になります。EX-TRADEでは、あらかじめ無償で使える予備項目をご用意しております。予備項目はキャプションを変えることができるため、貴社のご希望に合わせた項目としてご利用いただけます。入力した内容を各一覧で検索することもできます。もちろん、この予備項目を対外帳票に出力することも可能です。

各一覧画面の項目の並び順の変更や、閲覧が不要な項目を非表示に変更できます。また、一覧を開いた時の初期表示の日付条件の設定なども可能です。ユーザーごとの設定ですので、自分の使いやすい画面に設定することができ、業務の効率化につながります。

売上分析表や売上集計表といった集計帳票では、得意先・仕入先ごとや商品ごとなどの単位で、売上数量や金額を集計して出力することができます。あらかじめ取引先や商品に、最大で6種類の集計区分を設定しておくことで、より詳細な集計を実施することができます。例えば、取引先の地域ごとや企業規模といった、ご希望の設定をすることが可能です。

商品マスタおよび取引先（得意先・納品先・仕入先・倉庫）は階層化することができます。例えば、多種多様な商品を扱っている場合であれば、上位階層として「商品分類マスタ」を用意して、”01：文房具”、”02：日用品”、 ”03：雑貨”、…のように設定することができます。”01：文房具”の下に、商品として”A01：鉛筆”、”A02：消しゴム”のように登録して、管理することができます。

在庫の管理をどの単位で行うか（粒度）を設定できます。部門別、倉庫別、カラー別、サイズ別、ロット別、消費期限別などを組み合わせて管理することができます。カラー、サイズ、ロット、消費期限については、使用しない場合は非表示となります。上記以外の管理をご希望の場合、予備として商品属性、在庫属性を持たせることができます。例えば、ワインを生産年で管理したい、といった場合にご利用いただけます。

EX-TRADE内で管理するメインの通貨を設定できます。国内であれば円貨（JPY）ですが、海外法人での導入の際などは米ドル（USD）など、お好きな通貨を選択いただけます。
見積・受発注・入出荷で入力する単価と数量の小数点桁数を設定できます。システム通貨（JPY）の単価は小数点なし、それ以外の外貨は小数点桁数２桁といった設定が可能です。数量については、重量売り（単位例：kg）を行うなど、小数点桁数が必要な場合にその桁数を設定することができます。

登録画面や一覧画面に表示されているシステム項目名を、ユーザー様で変更することができます。
例えば、以前利用していたシステムと同じ項目名に変更するといったこともできる為、スムーズな入力が可能になり、社内での意思疎通も容易となります。